PHILOSOPHY
“その先の出来事”を通じた、新しい公共性のある建築
TA+Aは東京に拠点を構え、地域観光拠点施設整備などの公共施設をはじめ、法人の本社施設、医療施設、ギャラリーなど色々な建築を設計してきました。場所に生まれる「その先の出来事」を建築を通じてデザインしています。
老朽した建築に再び新たな賑わいを生む再生、地方移住や都市部の非定期居住など住むことの概念の変化に合わせた空間の使い方、モノの所有より経験や出来事に支出する価値観を満たす施設。社会の変化に合わせて建築も変化する一方で、建築は恒常的にそれらの変化を包含するやわらかさを同時に持つと考えています。
土地の取得から竣工後の運営や利活用のアイデア出しにも継続的に関わり、自然に人々が集まりそこでしか体験できない出来事が生まれる、周辺環境と呼応し広がっていく“新しい公共性”を獲得できる建築を提案します。
地域や場所の“資源”の丁寧な掘り起こし
敷地の与件やポテンシャルを定量的に分析し、事業内容や収支計画上、より有効な提案を行います。建てることが一見難しい不整形地や斜面地、利活用の方針が見えづらい土地等を再価値化し思ってもみない建築や空間が立ち現れることを提案します。
それらを図面や模型、3Dレンダリングで見えるかたちにすることを心掛け、クライアントや市民とのワークショップを通じ十分な共有と対話を行います。将来の更新性や拡張性、コミュニケーションのあり方などを多角的に議論して設計を進めます。企画段階から専門の知見や経験を持つ協力会社などと積極的に協働し社会的な意義を深く読み取ります。
共感できるものに備わる“わかりやすさ”
いつもプロジェクトのお引き渡しをすると、なぜその空間や建築が必要かを社会に伝える役回りをバトンタッチします。来訪者が共感し商品を購入したり、再訪する事が日常になったり、人を連れてきたくなることのきっかけは“思い”に関心を持ってもらい、共感が得られることだと思います。そうしたものが潜在的に備える“わかりやすさ”を建築で伝えることを大切に考えます。
COMPANY PROFILE
TA+A Co.,Ltd.
株式会社東京アーキテクツアンドアソシエイツ
創業:2014年2月27日
資本金:¥10,000,000
決算期:3月
本店所在地:東京都渋谷区神宮前2-31-7 ビラ・グロリア
一級建築士事務所(東京都知事登録 第60065号)
一般社団法人東京都建築士事務所協会 所属
建築士賠償責任補償制度 加入
事業内容:
1 建築の企画,調査,設計監理及びコンサルティング業務
(商業施設、文化施設、宿泊施設、教育施設、福祉施設、生産施設、運動施設、業務施設、医療施設、
物流施設、複合施設、住宅、集合住宅、ランドスケープ、展示空間、インスタレーションなど)
2 不動産の企画調査・運営及びコンサルティング業務
3 プロダクトの企画,設計,販売業務
4 前各号に付帯する一切の業務
縮尺を横断する設計とロゴタイプの関係
2017年に自社CI/VIグラフィックをリブランディングした際のデザインの考え方(tomuradesignと協働)
伊 原 慶
KEI IHARA
Architect / Founder, CEO
代表取締役
一級建築士
武蔵野大学建築研究所 客員研究員
日本建築学会 正会員
東京建築士会 正会員
1981年 東京都生まれ
1999年 渋谷教育学園幕張高等学校 卒業
2004年 早稲田大学理工学部建築学科 卒業
2006年 早稲田大学理工学研究科 入江正之研究室 修了
2006年 大成建設株式会社 設計本部 入社
2014年 東京アーキテクツアンドアソシエイツ 設立
2020年 武蔵野大学建築研究所 客員研究員
2014年 早稲田大学 創造理工学部建築学科 非常勤講師
2015年- 武蔵野大学 工学部建築デザイン学科 非常勤講師
